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EVENT ARCHIVE

イベントアーカイヴ

GUTAIというなにか

主催:AAP実行委員会
ひょうごの文化発信リーディングプログラム支援事業

2022年3月13日(日) 9時30分~16時30分
​場所:芦屋ルナホール(小ホール)
​多くの方々にご参加いただきました

1954年「精神が自由であることを具体的に提示すること」を理念に芦屋市で具体美術協会(具体1954~1972)は生まれました。そして作品は今もなお、国内外の現代美術界に大きな影響を与え続けています。「AAPアシヤアートプロジェクト」は、この芦屋発祥の前衛美術家集団「具体(GUTAI)」の理念を受け継ぎ、過去から現在、現在から次世代へと伝える活動をしています。1950年から2008年まで芦屋市では、子供を対象にした公募展「童美展」が開催されており、具体のリーダーである吉原治良(1905~1972)は、「童美展」の設立当初より運営に携わっていました。1970年代には毎年全国から6000点を超える応募が寄せられ大規模な展覧会になっていました。 そして、具体の作家たちは、自分たちの創作活動のかたわら、「童美展」において審査員や、子供ワークショップの講師を務め、子供たちの絵に接し、それらを高く評価しています。前衛美術家であった具体の作家たちがなぜ子供たちの絵に関心を寄せていたのか、そして「童美展」を主導した一人であり活動に尽力していた吉原治良は、美術教育と現代美術をどの様に関連付けていたのでしょうか。「具体(GUTAI)」を通して、子供と美術、美術と教育、そして美術と社会について今の視点から探っていきたいと考えています。

Aプログラム|9:30〜
親子美術ワークショップ
「自分で絵の具をつくろう~咲け えのぐの花火~」

講師:川嶋守彦(美術家)

Bプログラム  1|13:30〜
GUTAIと子供たち
講演 「童美展と具体の作家たち」

講師:加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)

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Bプログラム  2|13:30〜
講演 「戦後美術教 を振り返る~具体美術協会の視角からも含めて~」

講師:山田康彦(三重大学教育学部特任教授)

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Bプログラム  3|14:30〜  
トークセッション05「具体(GUTAI)という革命」

ファシリテーター:加藤義夫(宝塚市立文化芸術センター館長/大阪芸術大学客員教授)
パネリスト:
藤野一夫(芸術文化観光職大学副学長/神戸大学名誉教授)
山田康彦(三重大学教育学部特任教授)
加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
ハナムラチカヒロ(ランドスケープアーティスト/大阪府立大学経済学研究科准教授)

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関連企画:"やってみたい"をやってみよう

子供美術ワークショップ
​講師:中山英子(サン=アルテ・アプローチ主宰 AAPサポートメンバー)

2022年 3月6日(日) 1)10時00分〜  2)14時00分〜
​場所:茶屋集会所
​参加者:各回 定員10名 年齢4歳〜小学2年生
参加費:500円/1名

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