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EVENT ARCHIVE
イベントアーカイヴ
GUTAIというなにか
主催:AAP実行委員会
ひょうごの文化発信リーディングプログラム支援事業
2023年3月21日(火・祝日) 12時10分~
場所:芦屋ルナホール(大ホール)
1954年「精神が自由であることを具体的に提示すること」を理念に芦屋市で具体美術協会(具体1954~1972)は生まれました。そして作品は今もなお、国内外の現代美術界に大きな影響を与え続けています。「AAPアシヤアートプロジェクト」は、この芦屋発祥の前衛美術家集団「具体(GUTAI)」の理念を受け継ぎ、過去から現在、現在から次世代へと伝える活動をしています。1950年から2008年まで芦屋市では、子供を対象にした公募展「童美展」が開催されており、具体のリーダーである吉原治良(1905~1972)は、「童美展」の設立当初より運営に携わっていました。1970年代には毎年全国から6000点を超える応募が寄せられ大規模な展覧会になっていました。 そして、具体の作家たちは、自分たちの創作活動のかたわら、「童美展」において審査員や、子供ワークショップの講師を務め、子供たちの絵に接し、それらを高く評価しています。前衛美術家であった具体の作家たちがなぜ子供たちの絵に関心を寄せていたのか、そして「童美展」を主導した一人であり活動に尽力していた吉原治良は、美術教育と現代美術をどの様に関連付けていたのでしょうか。「具体(GUTAI)」を通して、子供と美術、美術と教育、そして美術と社会について今の視点から探っていきたいと考えています。
Aプログラム|2023年3月20日(月)17:30~18:30
子ども美術ワークショップ
「トコトコ タタタ いろさんぽ」
講師:川嶋守彦(美術家)
第一部:12:10~13:00|基調講演
「1970年大阪万博と前衛美術 ̶万博といかに関わるか、前衛の分岐点̶」
講師:乾健一(茨城県近代美術館学芸員)
「GUTAI が試みた舞台空間」へのオマージュ作品
「大きな大きな大きな広がりの中へ」試演会
構成・演出:岡登志子
参加メンバー: Antonia Stäcker 、糸瀬公二、櫻井類、桑野聖子、 古川友紀、松村有実、野村王雅、他 舞台監督:大田和司 照明:岩村原太 音響:西川文章 音楽協力:Fritz Sitterlé
第二部:13:20~|
第三部:14:00~16:00|トークセッション06
「1970年大阪万博と具体」
パネリスト
今井祝雄(美術家、元具体美術協会員)
富井玲子(美術史家)
乾健一(茨城県近代美術館学芸員)
加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
司会進行 加藤義夫(AAP 実行委員)
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